週刊SPA!7月31日号本日発売!
昨日よしりん先生がブログに書いていましたが、
特集「オウム真理教とは何だったのか?」が
素晴らしい!
オウムをめぐる動きの簡潔で
わかりやすいまとめや、
現在の様子のレポートなどの
記事も読みごたえがありますが、
それを掲載するにあたって
「SPA!とオウム」という
コラムを設け、SPA!が
坂本弁護士事件直後から
地下鉄サリン事件後まで、
オウムを好意的に取り上げてしまった
経緯を紹介した上で、
「自戒の念は、決して消えることはない」
と表明しているのです!
オウムを好意的に扱ったメディアは
他にもいっぱいあったのですが、
自戒の念を表明したところが他に
あったでしょうか?
ケタ外れに大きな影響力を持つ
テレビは、地下鉄サリン事件後も
連日オウム幹部を競って出演させ、
嘘八百の主張を無批判で垂れ流し続けたのに、
そんなことはなかったかのように、
シレっとオウム関連の報道をやっています。
朝まで生テレビなんか、
教団の拡大・擁護にものすごく貢献した
はずなのですが、田原総一朗はそのことを
反省もせず、自戒の念など一切感じず、
今も平気で「オウム事件の真相は闇の中」
と主張する「オウム事件真相究明の会」
なんかをやっています。
江川紹子氏や滝本太郎氏がいうように、
真相は裁判でほぼ明らかになっており、
「真相は闇の中」と言い張るのは、
麻原が不当に処刑されたかのような
誤った認識を喧伝し、残存信者を
勢いづけることにしかならないのです!
みんな過去のオウム擁護にほっかむり、
それどころか今なおオウム擁護をやっている
言論人までいるというデタラメな
状況がまかり通る中で、
しっかり筋を通して過去の姿勢を
総括したSPA!は立派です!
他のメディアの卑怯さを際立たせるためにも、
今週のSPA!は保存版とするべきでしょう!
特集にはよしりん先生のインタビューも
載っています。ぜひお読みください。
ゴー宣がSPA!に戻って、
本当に良かったなー。